ハイルガナール（1988年生、母イブニングスター）

ハイルガナール（1988年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のケルゼツク（当時12歳）と交配したイブニングスターが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は佐々木正。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年のアラ系一般C2。

経歴

デビュー前

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

6月24日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

7月15日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（1991年）

5月28日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた3戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳B2（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系4歳B2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳B2（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳B2（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳B2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた8戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1180m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルジェットからクビ差の2着に甘んじた。

8月25日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1180m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトモスアーサーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月7日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイリンホマレに半馬身の差をつけて優勝

9月23日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山伸一騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルジェットから半馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山伸一騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナカノショウリュウに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

12月2日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高山伸一騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウサクインニセイに半馬身の差をつけて制した。

12月15日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高山伸一騎手（7戦4勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月22日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高山伸一騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルオーザに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

4歳（1992年）

1月3日、中1週で迎えた17戦目は、初春特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高山伸一騎手（9戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月11日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で高山伸一騎手（10戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトイチジヨウをアタマ差制して制した。

1月19日、連闘で迎えた19戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた20戦目は、長崎県つばき賞（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（11戦6勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月12日、中8週で迎えた21戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、福岡県飛梅賞特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。