ロマンゲット（2004年生、母ミナミノローマン）

Roman Get

2004.05.25

ロマンゲット（2004年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のデザートキング（当時10歳）と交配したミナミノローマンが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、地方29戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の3歳以上D3二。

経歴

デビュー前

山本和之厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2007年）

1月30日、デビュー戦は小谷周平騎手を鞍上に据えて、3歳F6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は437kg。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた2戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、3歳F5二（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月21日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月6日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、3歳F6二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワイラブカードを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳F6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

4月3日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、3歳F6一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るバジェーナハーバーを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

4月19日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた8戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳F4二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

6月20日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、3歳F5一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のクリスタルヴォイスをクビ差振り切って2勝目をマークした。

7月18日、中3週で迎えた11戦目は、3歳F2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したバサラオージャーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

8月8日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の五峰山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアケボノニセイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月26日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上D1一（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカリスタフランケンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C7四（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったキーポジションに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた17戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C7二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C6四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C7三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

4歳（2008年）

1月10日、中0週で迎えた21戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワイカラーズを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

2月21日、中0週で迎えた24戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上D1四（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上D1四（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。