ワンモアセリーナ（1985年生、母ルイスセリーナ）

経歴

デビュー前

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

9月12日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイヤコマチに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月12日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳400万下のエリカ賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

3歳（1988年）

1月9日、中3週で迎えた3戦目は、4歳400万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は丸山勝秀騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた4戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳400万下（京都ダート1700m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた5戦目は、4歳400万下の4歳抽せん馬特別（阪神芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた6戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳400万下（阪神芝2000m 晴/不良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月9日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳400万下（中京芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず16着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた8戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝2000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（阪神芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた10戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神芝1600m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北川和典騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で北川和典騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。