トーセンピアス（2009年生、母ソアリングピアス）

トーセンピアス（2009年1月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋耳飾」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時11歳）と交配したソアリングピアスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は2011年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、島川隆哉によって1,155万円で落札された。

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

8月6日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は404kg。17頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず12着に敗れた。

9月10日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた3戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクリノダイキンボシに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月30日、中2週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のくるみ賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は平野優騎手（1戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

3歳（2012年）

7月28日、約7か月半の休養明けで迎えた7戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

10月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

12月4日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、祝結婚雄二&アサ子あなたに会えて良かった（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた10戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4歳（2013年）

1月8日、中2週で迎えた11戦目は、詠音誕生記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

4月11日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C1七 C2四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた13戦目は、よみうりランド賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

9月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（船橋ダート1000m 小雨/重）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず13着に終わった。