エラドゥーラ（1998年生、母Sichana）

Herradura

1998.04.23

エラドゥーラ（1998年4月23日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のSultry Song（当時10歳）と交配したSichanaが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の湯之谷特別(500万下)。

経歴

デビュー前

19歳のとき、エスティファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

7月29日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は528kg。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るタヤスクラプトンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月15日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳以上500万下の葛飾特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したカンザスガールにハナ差届かず2着に甘んじた。

9月30日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の湯之谷特別（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコアレスタイムに1馬身3/4の差をつけて断然の支持に応えた。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上1000万下の多摩川特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。