ビジュードネージュ（2022年生、母プリンシアルーチェ）

ビジュードネージュ（2022年2月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「雪の宝石(仏)」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時13歳）と交配したプリンシアルーチェが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高柳隆男。主な勝ち鞍は2025年の摩耶山特別。

経歴

デビュー前

高柳大輔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月8日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

11月16日、中4週で迎えた3戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

3歳（2025年）

2月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた5戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、5着に終わった。

4月13日、中6週で迎えた6戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 雨/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、6着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた7戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

7月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でR.R.キング騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

9月17日、中5週で迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の摩耶山特別（園田ダート1870m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のイプシロンナンバーに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月22日、中8週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。