レシタルウォース（2013年生、母ミズホユウセイ）

レシタルウォース（2013年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「独奏会、独唱会（仏）＋あなたに（ラテン語）」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時12歳）と交配したミズホユウセイが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）王蔵牧場。主な勝ち鞍は2017年のLVR名古屋ラウンドTWO(B)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、王蔵牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ディアレストクラブによって108万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

11月23日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

3歳（2016年）

4月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて15着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた4戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカソクに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月26日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦の金シャチプレミアムラウンジ記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニュードラゴンに7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の金シャチけいばジョッキー応援!（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳C5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

11月28日、中0週で迎えた9戦目は、ローズ倶楽部賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったケンブリッジヌーサに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月14日、中1週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、かとさやの頑張れおうまさん（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

12月20日、連闘で迎えた11戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

4歳（2017年）

1月2日、中1週で迎えた12戦目は、2017松島記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったアルコバッサに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

1月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のジョウショーをクビ差振り切って断然の支持に応えた。

2月1日、中1週で迎えた14戦目は、乙川特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C19（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレッドプルーフに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月3日、中1週で迎えた16戦目は、本宮山特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（7戦3勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったアスターオーシャンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた19戦目は、もみじ号25歳バースデー記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた20戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレッドプルーフに5馬身の差をつけて5勝目をマークした。

5月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイネルシーカーを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

5月26日、連闘で迎えた23戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた24戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR名古屋第1戦（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた25戦目は、お待たせ!第3回中京競馬（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた26戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

8月25日、中6週で迎えた27戦目は、イチジク賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメイショウコッコに2馬身の差をつけて7勝目をマークした。

9月5日、中1週で迎えた28戦目は、うみへび座特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（12戦4勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったアスターオーシャンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

9月21日、中1週で迎えた29戦目は、アキアカネ賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るベルヴィサージュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

10月25日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた31戦目は、あけび賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた32戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、LVR名古屋ラウンドTWO（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のロイヤルアスカをハナ差振り切って9勝目を手中に収めた。

11月27日、中1週で迎えた33戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、オリオン座特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた34戦目は、射手座特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（13戦4勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた35戦目は、たまつげ賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5歳（2018年）

1月1日、中1週で迎えた36戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（11戦4勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた37戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた38戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（12戦4勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた39戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（13戦4勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた40戦目は、知っとこ食べとこ知多半島カップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（14戦4勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた41戦目は、3月21日サンクスホースデイズ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（15戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい6着に敗れた。

3月23日、中0週で迎えた42戦目は、熱い感動を中京で!高松宮記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（16戦4勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた43戦目は、卯月特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（17戦4勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

6月5日、中7週で迎えた44戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（14戦4勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。