フミモエース（2003年生、母コガネプリンセス）

フミモエース（2003年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「家族名より＋エース」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時14歳）と交配したコガネプリンセスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は国中一男。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方19戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、国中一男から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって892.5万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、種村良平によって1,207.5万円で落札された。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

12月17日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は534kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

3歳（2006年）

1月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の負けじ心を発揮してゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

3月11日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

3月25日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた5戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったフルフレームにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月4日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小島太一騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

4歳（2007年）

1月17日、中4週で迎えた9戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた11戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた12戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月18日、中5週で迎えた13戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月13日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月30日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた16戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月12日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた17戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた18戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、夏ツバメ特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた19戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg戻して迎えた21戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中良明騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2008年）

1月12日、中4週で迎えた22戦目は、一般C27（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月30日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、一般C29（荒尾ダート950m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中良明騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般C28（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中良明騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C30（荒尾ダート950m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中良明騎手（8戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C30（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（3戦0勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた27戦目は、一般C30（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダープグナールから7馬身差の2着となった。