ゼンノパーシヴァル（2008年生、母シャイニンビコー）

ゼンノパーシヴァル（2008年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アーサー王伝説（イギリス）の英雄」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゼンノエルシド（当時11歳）と交配したシャイニンビコーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村上欽哉牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

8月22日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

3歳（2011年）

2月27日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

3月31日、中4週で迎えた5戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。