オミマイスルゾー（2015年生、母ムーンビスコッティ）

オミマイスルゾー（2015年3月31日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「おみまいするぞ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時13歳）と交配したムーンビスコッティが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷口牧場。主な勝ち鞍は2018年の名古屋モーニングフィーバー15。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、谷口牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、VICTORYによって388.8万円で落札された。

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

11月11日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は438kg。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

3歳（2018年）

4月7日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

6月3日、中7週で迎えた4戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて18着に終わった。

8月10日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー15（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエウチアーモを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月30日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

11月1日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦のいつも身近にお馬さん記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で今井貴大騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今井貴大騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた16戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で今井貴大騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で今井貴大騎手（10戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4歳（2019年）

1月2日、中1週で迎えた18戦目は、2019松島記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で今井貴大騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。