コウギョウボス（2004年生、母バーニングターチ）

Kogyo Boss

2004.04.24

コウギョウボス（2004年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋首領」。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロニール（当時7歳）と交配したバーニングターチが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は六角 久美子。戦績は、中央平地5戦0勝、地方17戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の3歳C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、六角牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

12月2日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3歳（2007年）

1月8日、中2週で迎えた3戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤聖也騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

5月19日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアポロハニービーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

6月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサバンナカゼノオーを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

6月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオウシュウコトブキを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月16日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた13戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた14戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3五（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

9月30日、連闘で迎えた15戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月21日、中1週で迎えた17戦目は、純情米いわてあきたこまち杯（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイダーリングを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

10月29日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（11戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月15日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のビューティトライをクビ差振り切って3勝目を収める

4歳（2008年）

1月19日、中4週で迎えた22戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。