キョウワグレイト（1992年生、母キョウワホダカ）

キョウワグレイト（1992年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグリーンマウント（当時9歳）と交配したキョウワホダカが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、地方14戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

12月3日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

3歳（1995年）

1月14日、中5週で迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた3戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

6月3日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

7月22日、中4週で迎えた6戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

9月10日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

10月29日、中6週で迎えた10戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユーセイアポロをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月11日、中1週で迎えた11戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず17着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた13戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

4歳（1996年）

8月3日、約8か月の休み明けで迎えた14戦目は、細江純子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月18日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で細江純子騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で細江純子騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5歳（1997年）

8月4日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中0週で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本浩司騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本浩司騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で関本浩司騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で関本浩司騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で関本浩司騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1998年）

1月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で関本浩司騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月12日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で関本浩司騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で関本浩司騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で関本浩司騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。