ヴィクトリーキー（2016年生、母キーオブライフ）

ヴィクトリーキー（2016年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名より＋母名の一部。勝利の鍵を握る者になってほしい」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時9歳）と交配したキーオブライフが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は（有）ノーザンレーシング。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,600万円（3.2万×500口）で一口馬主が募集された。

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

10月20日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

12月23日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

3歳（2019年）

2月11日、中6週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

4月14日、中8週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。

8月25日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したマーヴェラスクインにクビ差届かず2着に惜敗した。