アイノセントボーイ（1991年生、母アイノミユキ）

アイノセントボーイ（1991年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアイノセントスキー（当時10歳）と交配したアイノミユキが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）齊藤英牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方32戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の一般C。

経歴

デビュー前

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

3月6日、デビュー戦は村山明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

3月19日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

5月21日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

8月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた7戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイエスオーギから半馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田正美騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のイチナリセントーに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月1日、連闘で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月8日、連闘で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月22日、連闘で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩本清隆騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本清隆騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本清隆騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた17戦目は、山田寿雄騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田寿雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドクロスに半馬身の差をつけて優勝

12月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田寿雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1995年）

9月11日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後はカナンサクラと並んで2着同着となった。

9月18日、連闘で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（11戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本清隆騎手（12戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本清隆騎手（13戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本清隆騎手（14戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーレイダーに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

11月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩本清隆騎手（15戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩本清隆騎手（16戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩本清隆騎手（17戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1996年）

1月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩本清隆騎手（18戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンサンダーから1馬身半差の2着となった。

1月20日、中2週で迎えた30戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で岩本清隆騎手（19戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた31戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で岩本清隆騎手（20戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のエスケーダイオーをクビ差制して4勝目を獲得した。

2月17日、中2週で迎えた32戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で岩本清隆騎手（21戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた33戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で岩本清隆騎手（22戦2勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた34戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で岩本清隆騎手（23戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた35戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で岩本清隆騎手（24戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で岩本清隆騎手（25戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた37戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は18戦連続で岩本清隆騎手（26戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。