ジョーカルーア（2014年生、母ジョーイロンデル）

ジョーカルーア（2014年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋コーヒーリキュールの一種」。毛色は芦毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時8歳）と交配したジョーイロンデルが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は斉藤政志。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

松下武士厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

1月17日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は524kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、チリーシルバーに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

2月4日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったウラガーノにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた5戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた7戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に終わった。