ケイリンチャンプ（2010年生、母マリンフェスタ）

ケイリンチャンプ（2010年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋チャンプ」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時16歳）と交配したマリンフェスタが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

6月2日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月22日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったナリタロックに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したトドロックにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月13日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバクシンパワーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

10月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で荻野琢真騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4歳（2014年）

5月25日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、サトノユニコーンにクビ差交わされて2着に惜敗した。