ニシノフィアンス（2021年生、母ニシノラヴコール）

Nishino Fiance

2021.03.14

ニシノフィアンス（2021年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+婚約者(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノダイヤモンド（当時8歳）と交配したニシノラヴコールが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はフクオカファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

12月23日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のドンアレスをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2024年）

1月14日、中2週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、5着を確保した。

3月3日、中6週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスの山吹賞（中山芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4月27日、中3週で迎えた5戦目は、3歳G2の青葉賞（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（2戦1勝）。17頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。