デンタルフロス（2021年生、母デンタルハイジーン）

デンタルフロス（2021年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「歯の清掃用具」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時12歳）と交配したデンタルハイジーンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はカナイシスタッド。主な勝ち鞍は2024年の三室山特別。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月18日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3歳（2024年）

1月14日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての17番人気で18番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず17着に終わった。

4月24日、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三室山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンプルメリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦1勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

9月22日、中9週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小崎綾也騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月3日、中5週で迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。