タップエンダー（1988年生、母エンダー）

Tap Ender

1988.03.19

タップエンダー（1988年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタツプオンウツド（当時12歳）と交配したエンダーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

4月20日、デビュー戦は小迫次男騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月27日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコクサイバルバリーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月11日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（2戦1勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4歳（1992年）

6月14日、約13か月半の休養明けで迎えた4戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。