デインドリーム（2008年生、母Danedrop）

デインドリーム（2008年5月7日）は、ドイツで生まれた競走馬、繁殖牝馬。2011年にカルティエ賞最優秀3歳牝馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のLomitas（当時20歳）と交配したDanedropが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外16戦8勝。2011年、2012年とバーデン大賞(独・G1)を連覇した他、2012年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(英・G1)に勝利するなど、G1級競走5勝を含む重賞7勝を挙げた。

経歴

2歳（2010年）

6月20日、3頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のKirolusに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月25日、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のオッペンハイムレネン（ドイツ・ケルン芝1400m）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月21日、M.ギュイヨン騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のクリテリウムデュフォンヨーロピアンドゥルリルヴァージュ（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のKlammerに3/4馬身の差をつけてaaa

10月3日、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G1のマルセル・ブサック賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。G1級競走への出走は初となった。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月24日、牝馬限定2歳G3のヴィンタークーニギン賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝1600m）に出走。鞍上はF.ミナリク騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2011年）

4月10日、8頭立ての2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月7日、3歳G2のデルビーイタリアーノ（イタリア・カパンネッレ芝2200m）に出走。鞍上はA.シュタルケ騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

5月29日、牝馬限定3歳G2のデルビーイタリアーノ（イタリア・サンシーロ芝2200m）に出走。鞍上は2戦連続でA.シュタルケ騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグッドカルマに6馬身半の差をつけて重賞ウィナーの称号を手に入れた。

6月26日、鞍上はM.ギュイヨン騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月24日、G1のベルリン大賞（ドイツ・ホッペガルテン芝2400m）に出走。鞍上はA.シュタルケ騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のScaloに5馬身の差をつけて初のG1タイトルを獲得した。

9月4日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でA.シュタルケ騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のナイトマジックに6馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルを掴み取った。

10月2日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でA.シュタルケ騎手（5戦3勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシャレータに5馬身の差をつけて3つ目のG1タイトルを手中に収めた。

11月27日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でA.シュタルケ騎手（6戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4歳（2012年）

5月20日、鞍上は5戦連続でA.シュタルケ騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオヴァンボクイーンに3/4馬身の差をつけて同レース2勝目を挙げた。

6月24日、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。鞍上は6戦連続でA.シュタルケ騎手（8戦5勝）。4頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月21日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は7戦連続でA.シュタルケ騎手（9戦5勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のNathanielをハナ差制して4つ目のG1タイトルをつかんだ。

9月2日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。鞍上は8戦連続でA.シュタルケ騎手（10戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオヴァンボクイーンに半馬身の差をつけて5つ目のG1タイトルをつかんだ。