トーセンジェンマ（2021年生、母トーセンナチュラル）

Tosen Gemma

2021.03.06

トーセンジェンマ（2021年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+宝石(伊)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のヴァンキッシュラン（当時8歳）と交配したトーセンナチュラルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社 エスティファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月12日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

3歳（2024年）

3月2日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。

3月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた4戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトータルダイヤに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月27日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

デビュー前

後藤正義厩舎（笠松）へ入厩。

1月7日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番ゲートからスタート。競走除外となった。

4歳（2025年）

2月18日、中7週で迎えた7戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のドスコを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

3月5日、中1週で迎えた8戦目は、根尾の滝特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコンバットトーラスに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

4月3日、中1週で迎えた10戦目は、マメザクラ賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のラスパルマスに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

4月18日、中1週で迎えた11戦目は、美濃特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月29日、中5週で迎えた12戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したプエルタアスールにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月12日、中1週で迎えた13戦目は、花結もち感謝感激記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月15日、中8週で迎えた14戦目は、長尾仁嗣43歳記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた15戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた16戦目は、なーちゃんと幸せになりま賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた18戦目は、晟・瑛里結婚記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で向山牧騎手（12戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。