タイムリメンバード（2016年生、母シルクロザリオ）

タイムリメンバード（2016年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ジャズの曲名」。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時19歳）と交配したシルクロザリオが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は堤牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

大和田成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

12月15日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

3歳（2019年）

1月20日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

3月17日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のニシノアメイズに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

7月13日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で嘉藤貴行騎手（3戦1勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

8月11日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で嘉藤貴行騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月20日、中9週で迎えた6戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。