エムオーイーグル（2006年生、母ツヨシジョオー）

エムオーイーグル（2006年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ゴルフ用語より」。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時9歳）と交配したツヨシジョオーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊田田村牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C2五六。

経歴

デビュー前

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月30日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月25日、中7週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に敗れた。

12月20日、中7週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

3歳（2009年）

1月25日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

3月28日、中8週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた6戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

5月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

7月11日、中6週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

8月29日、中6週で迎えた10戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

10月19日、中6週で迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクインビスティーに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月20日、中2週で迎えた13戦目は、西風賞（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月30日、中0週で迎えた14戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

4歳（2010年）

1月12日、中1週で迎えた16戦目は、初鷹賞（船橋ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた17戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（5戦1勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

4月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和博騎手（7戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和博騎手（8戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた21戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた22戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1400m 晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。