ヨシノホマレ（1984年生、母カネノテンリユウ）

ヨシノホマレ（1984年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデユール（当時23歳）と交配したカネノテンリユウが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は矢野秀雄。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、中央障害1戦0勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1986年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤原敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

7月6日、デビュー戦は津曲浩二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオサイチブレベストに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で津曲浩二騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津曲浩二騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレモンハートを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

9月21日、中2週で迎えた5戦目は、2歳G3の函館3歳ステークス（函館芝1200m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で津曲浩二騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

3歳（1987年）

2月1日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、4歳400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で津曲浩二騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で津曲浩二騎手（6戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中山ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた9戦目は、4歳400万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4月18日、中2週で迎えた10戦目は、4歳400万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は津曲浩二騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた11戦目は、4歳400万下（東京芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4歳（1988年）

5月7日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、町田俊夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（東京ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5歳（1989年）

2月12日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた13戦目は、渡部秀一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1990年）

2月4日、約12か月の休養明けで迎えた14戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。