アトデ（2000年生、母ハナブサクイン）

アトデ（2000年5月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「後で」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時17歳）と交配したハナブサクインが19歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方4戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳F22。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

3月8日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に敗れた。

5月5日、中7週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた2戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタマモケンザンを捕まえ切れず、約12馬身差の2着となった。

5月28日、中2週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳F22（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテンノコエを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳F22（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るオキノタッチを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

4歳（2004年）

1月22日、約7か月半の休養明けで迎えた5戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。