エンプレスクー（2013年生、母タイムクーナカヤマ）

エンプレスクー（2013年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「女帝＋母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時13歳）と交配したタイムクーナカヤマが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）中山牧場。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

2月21日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は412kg。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

6月4日、中7週で迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月16日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

9月3日、中6週で迎えた6戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。