ウツミキャサリン（2002年生、母フラワークラウン）

ウツミキャサリン（2002年5月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時13歳）と交配したフラワークラウンが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上牧場。戦績は、地方8戦4勝2着1回。2004年のジュニアグランプリ(地方重賞)で2着に入った他、2004年の白菊賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上佐重喜厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2004年）

6月13日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は485kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のノムララヴミーに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月12日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダンストンルージュに8馬身の差をつけて制した。

8月8日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のビギナーズカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤワカに約13馬身の大差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のりんどう賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤワカに9馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

9月19日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったウインクプレアにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

10月30日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の白菊賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた7戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

3歳（2005年）

6月11日、約6か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。