エースオブハーツ（2021年生、母カワイコチャン）

エースオブハーツ（2021年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ハートのエース」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時12歳）と交配したカワイコチャンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山際牧場。主な勝ち鞍は2024年の北海道きたやさい賞(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月17日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー函館（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

3歳（2024年）

7月18日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた2戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、お疲れ様桜井パイセン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、北海道きたやさい賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のキタノヴァリューに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3 C4-1（門別ダート1200m 曇/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3 C4-1（門別ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた6戦目は、一般C32 C41（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた7戦目は、一般C32 C41（門別ダート1800m 雨/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

4歳（2025年）

5月28日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、ブルースター賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

7月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、グランシャリオドリーム26（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

7月29日、中3週で迎えた11戦目は、グランシャリオドリーム38（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた12戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた13戦目は、藤田凌駕騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム56（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、宮の沢白い恋人サッカー場特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌駕騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のダルドワーズをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

10月22日、中3週で迎えた15戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。