マイティークイーン（2015年生、母レインボーアーチ）

Mighty Queen

2015.05.10

マイティークイーン（2015年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「力のある女王」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモンテロッソ（当時8歳）と交配したレインボーアーチが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

7月7日、デビュー戦は森裕太朗騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

8月17日、中3週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のコウキバイオに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジュビラントに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、サーキュラーリングに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月7日、中2週で迎えた8戦目は、せせらぎ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るナムラルビーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4歳（2019年）

5月22日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、根尾川特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた10戦目は、養老公園賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた11戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のメイショウドーラに4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

7月19日、中1週で迎えた12戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、月下美人賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

8月13日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、8.17FC岐阜PV開催（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。