ティイ（2015年生、母ミスユニバース）

Tiye

2015.04.24

ティイ（2015年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時8歳）と交配したミスユニバースが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は青藍牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

11月26日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

3歳（2018年）

2月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

4月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

8月5日、中7週で迎えた7戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったマイキャラットをハナ差捉え切れず2着となった。

8月18日、中1週で迎えた8戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るペイシャレイナを上がり4位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2019年）

1月19日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

4月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。