ムゲーテスペランサ（2021年生、母ダノンスズラン）

Muguete Speranza

2021.03.11

ムゲーテスペランサ（2021年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「すずらん(西)+希望(伊)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時13歳）と交配したダノンスズランが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社 ホース・マネジメント・ボス。主な勝ち鞍は2024年の楽天マガジンであの競馬雑誌が読み放題杯(B3)。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

9月16日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

12月16日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

3歳（2024年）

3月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた4戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の金沢競馬 Bプレミアム B特選（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

5月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦の能登半島地震復興支援杯（27）（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

6月24日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月9日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、3歳戦の能登半島地震復興支援杯（39） 特編（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた10戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の輪尾たまきさん生誕記念れおほー杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったショコラエクレールに詰め切れず、約15馬身差の2着となった。

8月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の楽天マガジンであの競馬雑誌が読み放題杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま全身全霊の粘りで持ち堪えて、最後は2着のナックレインボーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のニューウェーブ結成12周年記念杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の特編（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた14戦目は、ちょも&ふづきおめ!キ式より愛を込めて杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（8戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るアイランドピークを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を手に入れた。

10月8日、中2週で迎えた15戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1九（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（10戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、アオイラリュヌにハナ差交わされて2着に甘んじた。

11月2日、中1週で迎えた17戦目は、祝☆二人組歌謡グループ風輪結成3周年記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（11戦2勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り4着に敗れた。