タマノプリマベーラ（2014年生、母ポールポジションⅡ）

タマノプリマベーラ（2014年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋春（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時11歳）と交配したポールポジションⅡが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。主な勝ち鞍は2018年のスパート賞(一般C3)。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

1月22日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

4月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

8月12日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

9月2日、中2週で迎えた4戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月8日、中9週で迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた6戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

4歳（2018年）

2月1日、中6週で迎えた7戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、スパート賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のメイショウロッソに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月26日、中3週で迎えた8戦目は、チーター賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた9戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた10戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、イヌワシ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月23日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、トビウオ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた12戦目は、ムササビ賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は中越琉世騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた13戦目は、南区ふるさとふれあいフェア賞（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた14戦目は、はやぶさ賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた16戦目は、ミミズク賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。