イケミルレーサー（1998年生、母ホワイトターキン）

イケミルレーサー（1998年2月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時6歳）と交配したホワイトターキンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地7戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田三千雄から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、松田三千雄から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、ジャパンホーストレードによって577.5万円で落札された。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

7月24日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったサダムテーストから3馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアストロプレシードに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2001年）

2月11日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた5戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

8月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は本田優騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

10月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4歳（2002年）

7月16日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた11戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、一般D1-6（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月1日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた12戦目は、一般D1-5（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。