アドマイヤスター（2002年生、母スターアドマイヤ）

アドマイヤスター（2002年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時16歳）と交配したスターアドマイヤが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般D3-2。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

8月21日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず18着に終わった。

10月2日、中5週で迎えた2戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して12番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

11月20日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オリエンタルウィチに交わされて2馬身差の2着となった。

12月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた5戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4月26日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に沈んだ。

5月3日、連闘で迎えた8戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセンノスペシャルを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

6月20日、中2週で迎えた11戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。