キャトルレーヴ（2018年生、母ヴェレーナ）

キャトルレーヴ（2018年1月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「4(仏)+夢(仏)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時8歳）と交配したヴェレーナが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム株式会社。主な勝ち鞍は2021年のルビー賞( 牝)。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

3月21日、デビュー戦は藤井勘一郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

2021年3月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月3日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったシャイニークロレに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた4戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のルビー賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアウスドルックを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳A4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は沖静男騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のおかもととあ3歳記念カップ☆★☆（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた8戦目は、3歳A5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月21日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1十二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったボンドロールに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

9月29日、連闘で迎えた11戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた12戦目は、手取川サーモンフィッシング特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で沖静男騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定戦のアキレア賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で沖静男騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1十（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で沖静男騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1九（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で沖静男騎手（12戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた16戦目は、南天特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で沖静男騎手（13戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマカツジークを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を挙げた。

12月23日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のエリカ賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で沖静男騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4歳（2022年）

1月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた19戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、佐藤哲三来場記念（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。