ナミエヒーロー（2020年生、母エレガントビーナス）

Namie Hero

2020.05.04

ナミエヒーロー（2020年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァンセンヌ（当時11歳）と交配したエレガントビーナスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は浅川牧場。主な勝ち鞍は2025年の一般C3六。

経歴

デビュー前

村田六郎厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2023年）

5月19日、デビュー戦は中越琉世騎手を鞍上に据えて、3歳戦の出走（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は440kg。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越琉世騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったハーモニーシャインを3/4馬身捉え切れず2着となった。

デビュー前

村田六郎厩舎（川崎）へ入厩。

7月26日、デビュー戦は中越琉世騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月24日、中6週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中越琉世騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月9日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の御成特別（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中越琉世騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた6戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヴェロス特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したナリノビスケッツを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

12月13日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のクロシェット特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4歳（2024年）

1月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、ルッコラ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

5歳（2025年）

6月18日、約17か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg戻して迎えた9戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、ローズマリー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田紀忠騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月8日、中4週で迎えた11戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るクインズシリウスを別次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、ルチェッタに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田紀忠騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメガミリオンをクビ差振り切って制した。