シゲルエスペランサ（2005年生、母シゲルマジックロンプ）

シゲルエスペランサ（2005年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋希望（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロコルージュ（当時10歳）と交配したシゲルマジックロンプが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田繁。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方16戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

9月29日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月21日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月11日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた4戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3歳（2008年）

3月29日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた6戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

5月18日、中2週で迎えた7戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、4着に入った。

6月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田中健騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は中村将之騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したドリームドリーマーに3/4馬身届かず2着となった。

8月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したレジームチェンジに3/4馬身届かず2着に敗北した。

8月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は中村将之騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた13戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、九州競馬ブロガー特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた14戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、セカンドジェネレーション騎手招待（第2戦）（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた15戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、肥後さざんか特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた16戦目は、神楽酒造麦焼酎くろうま杯（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた17戦目は、荒スポブログカップリターンズ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた19戦目は、除夜の鐘特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた20戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2009M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクサンレジェンドから3/4馬身差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた23戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、ウインタージョッキーズ（第1戦）（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後はハクサンレジェンドと並んで4着同着となった。

3月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後はオールフォーラヴと並んで3着同着となった。

5月9日、中0週で迎えた28戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（11戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。