トラストレイカ（2012年生、母シャコージュノー）

トラストレイカ（2012年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋家族名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のケイムホーム（当時13歳）と交配したシャコージュノーが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、地方12戦4勝。主な勝ち鞍は2014年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、嶋田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって210万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、菅波雅巳によって1,836万円で落札された。

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

12月13日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスズダリアに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2015年）

1月12日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳G3のフェアリーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

4月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5月17日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月18日、中8週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月3日、中8週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で黛弘人騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

4歳（2016年）

1月16日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた9戦目は、L.コントレラス騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

3月5日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず15着に終わった。

5月1日、中7週で迎えた11戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。最後はテセラレフィナードと並んで14着同着となった。

9月14日、中6週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、マルチサンド特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月23日、中5週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（5戦0勝）。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。17着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた16戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

5歳（2017年）

1月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

9月3日、約7か月の休養明けで迎えた18戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイシンディクティに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月1日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月15日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた20戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のロックリソースを半馬身振り切って3勝目を手に入れた。

10月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-5（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で林謙佑騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレアルタを次元の違う末脚で半馬身差し切って勝利をモノにする

11月11日、中1週で迎えた22戦目は、雪待ち月特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で林謙佑騎手（4戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた23戦目は、小雪特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で林謙佑騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた24戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、大雪特別（高知ダート1600m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた25戦目は、冬至特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた26戦目は、年の瀬特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマンボダンサーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6歳（2018年）

1月17日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（8戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で林謙佑騎手（9戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。