エイシンキスミー（2013年生、母エーシンカルメン）

エイシンキスミー（2013年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋私にキスして」。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時15歳）と交配したエーシンカルメンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

6月11日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のスイフトアタックを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

8月6日、中3週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

8月28日、中2週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鳥栖特別（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2200m 晴/良）に出走。17頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

4歳（2017年）

1月22日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず12着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた8戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた9戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

9月3日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。