グランカナリア（2005年生、母パルムドールⅡ）

Gran Canaria

2005.04.28

グランカナリア（2005年4月28日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「カナリア諸島の島名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のMalibu Moon（当時8歳）と交配したパルムドールⅡが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

11歳のとき、下河辺牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、谷川博勝によって172.8万円で落札された。

角居勝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月3日、デビュー戦はA.スボリッチ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に敗れた。

3歳（2008年）

5月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張り、4着を確保した。

7月20日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は鮫島良太騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。

8月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

8月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。