スローテキーラ（2019年生、母レッドマニッシュ）

スローテキーラ（2019年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「カクテル名。母母名スティンガーより連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時12歳）と交配したレッドマニッシュが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の4歳以上C3三。

経歴

デビュー前

杉山佳明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

7月17日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

8月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に敗れた。

9月19日、中5週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた4戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

11月21日、中6週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた6戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

3歳（2022年）

2月2日、中6週で迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鉢伏山特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

3月20日、中6週で迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

6月11日、中8週で迎えた10戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた11戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく15着に終わった。

8月13日、中6週で迎えた12戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

2022年8月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月27日、中5週で迎えた13戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、抜け出したアルフィーノにハナ差届かず2着に甘んじた。

10月24日、中3週で迎えた14戦目は、馬産地日高記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月28日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1六七（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた16戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、ジュエルミネーション輝きでハピネス賞（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4歳（2023年）

1月18日、中4週で迎えた17戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（姫路ダート800m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた20戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

デビュー前

溝橋利喜夫厩舎（兵庫）へ入厩。

4月11日、デビュー戦は小谷周平騎手を鞍上に据えて、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての2番ゲートからスタート。競走除外となった。

9月8日、約5か月半の休み明けで迎えた21戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、そのだライオンズクラブ杯（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松木大地騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた26戦目は、C3二3歳以上（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C3二（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

5歳（2024年）

1月10日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカレイジャスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月23日、中1週で迎えた29戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は松木大地騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

3月19日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた32戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

5月30日、中9週で迎えた33戦目は、春哉ダッシュ（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は小谷周平騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田野豊三騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったクラウンオールに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月9日、中2週で迎えた37戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた38戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた39戦目は、オノコロスプリント（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた40戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンゴーストを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って優勝

10月31日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。