サファル（2018年生、母アヴェンチュラ）

Safar

2018.02.23

サファル（2018年2月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「探検旅行(アラビア語)。サファリの原語。母父名と母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時17歳）と交配したアヴェンチュラが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額8,000万円（20万×400口）で一口馬主が募集された。

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

4月25日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は560kg。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

6月27日、中8週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったエクセルローグに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月15日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカンリンポチェをクビ差振り切って初白星を挙げた。

4歳（2022年）

6月19日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたフィフティシェビー決め手に屈してクビ差の2着となった。

10月30日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

5歳（2023年）

6月17日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

8月27日、中9週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

6歳（2024年）

1月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（7戦1勝）。17頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では決め手が足りず16着に終わった。