キョウワライラック（2001年生、母ハナシンジュ）

キョウワライラック（2001年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ライラック」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンシャック（当時10歳）と交配したハナシンジュが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

12月13日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた2戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

3歳（2004年）

1月18日、中2週で迎えた3戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた4戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は畑端省吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

4月13日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオジジアンリョーコに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた10戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月22日、連闘で迎えた11戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウユーホシオーから5馬身差の2着となった。