フェアリーピコ（2020年生、母ピュアブリーゼ）

フェアリーピコ（2020年1月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「シクラメンの品種。誕生花より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時17歳）と交配したピュアブリーゼが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2023年の一般C21。

経歴

デビュー前

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

3月12日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は416kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

6月11日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

7月30日、中6週で迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

10月3日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C30（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシュタイナーをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2024年）

1月4日、中2週で迎えた10戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた11戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったパープルレインを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月28日、中3週で迎えた12戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた13戦目は、津田鋼材設立50周年記念（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。