ニシノウィッシュ（2002年生、母ブランドミッシェル）

ニシノウィッシュ（2002年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋皆の願いが届くように」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時15歳）と交配したブランドミッシェルが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方3戦2勝。2005年の渡鹿野島シーサイドホテルつたや賞(一般C)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月30日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

6月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月9日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月4日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイラヴフレッシュに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月3日、中3週で迎えた7戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、渡鹿野島シーサイドホテルつたや賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチアズカンカラーに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

12月9日、中4週で迎えた8戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、シンビジュウム特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。