スペルノレジーナ（1999年生、母タケショウティアラ）

スペルノレジーナ（1999年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時7歳）と交配したタケショウティアラが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富菜牧場。戦績は、中央平地17戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

8月12日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードハクリュウに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2002年）

1月13日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

6月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

8月4日、中8週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月12日、中9週で迎えた6戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

4歳（2003年）

6月28日、約8か月半の休み明けで迎えた7戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（3戦1勝）。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月31日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の稲妻特別（新潟芝1000m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

12月27日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

5歳（2004年）

1月18日、中2週で迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

4月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は鈴来直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

5月22日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月17日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は江田照男騎手（5戦1勝）。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。6着に入り込んだ。

9月5日、中6週で迎えた15戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。5着を確保した。

10月23日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は鈴来直人騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

11月13日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、3歳以上500万下の赤湯特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。