マカンマカン（2019年生、母ヴァンフレーシュ）

マカンマカン（2019年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「あれこれ食べる(マレー語)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時18歳）と交配したヴァンフレーシュが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、近藤利一によって5,616万円で落札された。1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、金子真人ホールディングスによって8,360万円で落札された。

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

6月26日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシャノワールを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月14日、中6週で迎えた2戦目は、3歳以上1勝クラスの石狩特別（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

10月2日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮し、4着に入った。

10月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

4歳（2023年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松若風馬騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

7月23日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

8月5日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

5歳（2024年）

2月11日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4月21日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝1400m 外回り雨/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた12戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り小雨/良）に出走。17頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

7月21日、中8週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

9月1日、中5週で迎えた14戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 曇/重）に出走。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた15戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの聖籠特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず18着に終わった。

2024年10月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。