ナカミカサブランカ（1994年生、母ナカミアンゼリカ）

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

9月27日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた2戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

11月8日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のデルヴィントを半馬身振り切って初白星を挙げた。

5歳（1999年）

2月7日、約15か月の休み明けで迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

2月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた7戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の小牧特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の岡崎特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（3戦1勝）。17頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい17着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。