カネトシジェラーチ（2007年生、母グロリアスバラッド）

カネトシジェラーチ（2007年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋祈る（ロシア語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時12歳）と交配したグロリアスバラッドが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤原牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

5月1日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

5月23日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く17着に敗れた。

11月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤晋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着を確保した。

12月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤晋一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。