カーフィラ（2020年生、母フェミニンガール）

カーフィラ（2020年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「隊商、キャラバン(アラビア語)。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時9歳）と交配したフェミニンガールが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

4月15日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

5月28日、中5週で迎えた2戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスライトマッドを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

6月17日、中2週で迎えた3戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のホタルブクロ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマクギリスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。